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いい言葉は 良い人生をつくる 著者 斉藤茂太
久しぶりに今日の一冊をしたためます。
前回以来、102日のご無沙汰でした。さすがにこんな筈では、と思っていましたが、いつものクセでしょうか、ツイツイということで延び延びになってしまいました。
11月の初議会、12月定例議会、年末年始の慌ただしさ、あとからの言い訳はどっさり付けられますが、まずはこのページを見ていただいている皆様にご無沙汰をお詫び申し上げます。
さて、本題ですが、12月の初めに久しぶりに本屋さんに入り、気に入りそうな本を探して回りました。とあるコーナーに、文庫本のベストセラーと言うところがあって、
1位が「1リットルの涙」でした。もう有名な本ですが、脊髄小脳変性症という難病で逝った木藤亜矢ちゃんの闘病日記です。2位が「インストール」、これも17歳の“綿矢りさ”という高校生が最年少で38回文芸賞に輝いたという興味ふかい本でした。
ここまで、手にとって立ち読みし、どれも興味を持ちましたが、なぜか買う気になれませんでした。結構忙しく、自分の脆弱な頭が雑多に混み合っている感じで、この1位、2位の本は買う気が起きなかったのです。でも、2位のインストールは次に読みたい本です。
そこで、家に帰って読もうとしたのが3位にランクされていた「いい言葉は、良い人生をつくる」と言う本です。軽く頭でなく目で読みたいという感じです。著者は斉藤モタさん、と覚えていたのですが、シゲタが正しいようで、斉藤茂太著です。ご存じのように精神科医で歌人の斉藤茂吉の長男で、北杜夫氏の実兄だそうです。
ご本人も精神科医で、斉藤病院名誉会長他、多くの要職にあり、多くの書も著している方である事が紹介されていました。
「いい言葉は いい人生をつくる」という題目ですが、内容は耳触りの良い言葉、丁寧な言葉、きつい言葉、等々と言う意味合いではなく、やっぱり名言名句ということでしょうか、なるほどと、今更ながらはっと気付かされる言葉が多くあります。
その中に「後れをとってうつむいた時、足下に成功が見える」と言う言葉があります。著者はその中で、人を羨ましいと思ったことがない、自分の生い立ちが何不自由ない身分だから人を羨ましいと思わない、と言う事ではない、普通でない両親を持った苦労、病院経営のなど自分なりの苦労もあったが、人を羨ましがったところで仕方がない。「人と同じものを目指す必要がない」と言いたい、と書いてあります。人は人、自分は自分という姿勢を確立出来れば不思議なほど他人の言動に心が波立たない、とも書いています。
しかし、人は人、自分は自分と言う事はかなりきわどいところで、ややもすれば自分勝手と紙一重ですから、その意味合いが全く別物だと理解しなければ、簡単なようで難しい言葉とおもいます。が、感覚的に理解できる言葉でもあります。
もう一つ、頭は時々空っぽにして、可能性に席を空けてやろう。なるほどです。
何事も汲々としている私など、有益な事で頭がいっぱいと言うよりも、雑多な何気ない事に頭を悩ませていますから、すっかり空っぽにして、次の可能性が入り込む様にした方が良いかも知れません。私など捨てても惜しくない頭の中ですから、そうしましょう。
また、やってみて、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば人は動かじと言う言葉を聞きますが、連合艦隊司令長官山本五十六のことばだそうです。簡単なようで、難しい言葉が並んでいますが、あまり難しく考えないで、雑学的に、一言読み切りで見る本として、コタツの上においてあるこの頃です。
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